アートエッセイ(2012年7月)
外に展示している「狸の焼き物」I
外に展示している「狸の焼き物」II
我が家も、暑さ対策のグリーンカーテンを造るため、
ゴーヤーの苗を5本植えました。
種から分も入れると7本が順調に育っています。
苗からのものは1.5メートル程度に、
種からのものは0.7メートル程度。
毎日、朝に観察していると植物は夜に一気に成長していると感じる。
また、梅雨折り雨のの後は特によく成長がはやい・・・驚き!
ゴーヤーの収穫が楽しみ!
先日、妻と信楽の友人宅へ行ってきました。
この日は、あいにく曇りで雨は降っていませんでしたが、
いつ降ってもおかしくない状況。
いつも伺う道の両側に「狸の焼き物」が
処せましと並んでいる陶器屋さんがたくさんあります。
いつもはあまり興味はなく通り過ぎるだけです。
友人宅の近くには多くの陶器屋さんがあります。
今回はスケッチをしてみようと思い、
私だけで抜けて狸のスケッチをしてみました。
狸をみてスケッチをしていると「狸の焼き物」は実に面白く、
焼き方、顔の表情形、色、大きさが全て違うことに気づきました!!
また作家(陶器屋)によってまた狸が違うのですから!
その数からすると、一軒一軒見て回り、
好みの狸を探すのも楽しそうだな!!
雨がぱらついたのでやめて友人宅へ戻る。
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アートエッセイ(2012年6月)
上黒田貴船線のスケッチ
(1)垂直にそびえる杉林の狭い下り道
上黒田貴船線のスケッチ
(2)急なカーブの上り坂
周りの風景は鮮”みどり”の色彩にかこまれてしましました。
田には水が入り、稲の苗も水田の中でなれない様子で
ぽつん、ぽつんと、しらじらしく植わっています。
・・・一週間もすれば水田になじんでしまい、
新たな美しい風景を見せてくれます。
私は、5月の末に東京へ出品する作品が出来上がり
すがすがしい気分で京都の風景をスケッチしようと当てもなく出かける。
今日は、天気のよい日で、うきうき気分・・・!
車での移動だから、新たな場所を見つけようと
車を一時間程度走らせるが、よき場所見つからず。
・・・ひたすら走っていると、
道路標識に鞍馬、貴船方面の案内が目に入った。
・・・もう十数年も行ったことがないな!
貴船は道が狭いが新緑が面白くスケッチができるかも?
行ってみると道幅が狭く、
一時停車もできず山の中へとどんどんと走らせる。
今度は引き返すためのUターンする場所も無くなる。
Uターンを場所を探すために、奥へ奥へ進むばかり!
今日はスケッチ一枚もできず終わるのか?
かろうじて 上りの急なカーブの所でUターンできた。
・・・下ろうとすると、上って来た道の景色が面白さを感じさせてくれた。
車を砂利の上に停め、椅子に座ってスケッチしていると、
大きな蜂が私の周りをぐるぐると飛び回り、
離れていくのを体を動かさず、不安の中じっと耐える。
車もあまり通らず寂しさ一杯!
そんな状況の中、お陰でゆっくりと静かに描くことができた。
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アートエッセイ(2012年5月)
「京都 鴨川 賀茂大橋」
「鴨川 荒神橋」
桜も春を心待ちにしていたように、
一気に華やかさの優しい色で満開になったと思ったら、
一瞬に散ってしまいました。
毎年桜を見ると楽しさを感じる半面、
一瞬に散る姿にわびしさが残ります。
頭の中ではいつまでも“つぼみ”のままで
とどまって欲しいなどと願っている自分がいます。
桜が満開の時期に京都の左京区へ出かけることがありました。
快晴の日で、帰りに一人鴨川沿いの歩道を四条まで散歩しました。
この日は休日とあって、鴨川沿いは多くの市民や観光客でにぎわい、
桜の下でお弁当を食べたりで、グループや若者、
中高年者が桜を楽しんでいましたね。
私は皆さんの楽しんでいる様子を、ぶらぶらと見ながら歩きました。
京都は良いところです。鴨川、賀茂川沿いに住む人を羨ましく思います。
四季それぞれに風景の色彩や移り変わり、散歩、ツーリング、ジョギング等
ゆっくりと楽しめる雰囲気、要素が年中ある場所だと思います。
スケッチは桜満開の風景を描きました。
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アートエッセイ(2012年4月)
「我が家の鉢植えの植物新芽」(大きさはスケッチ時)
・アジサイ…4センチ程度の新芽
・マツザカシダ…2センチ程度
・もみじ…1~2ミリ程度
生長すると30センチ程度の葉をつけ、ラッパに手をかぶせて花が一輪咲く
・むさしあぶみ…7センチ程度
「比良山に雪が残る近江八幡田園風景」
「近江八幡農道風景」
「屋根に雪が残る八幡堀」
我が家の植物を毎日観察していると、
冬の間の草花は枯れているかのように息を潜め、
寒い日を我慢し、春がわかっているように
この時期になると新しい芽を出しました。
人間は冬の身支度で日々を寒い寒いと感じながら、
口癖のように早く暖かくなれと唱えている気がする。
植物は日々生長しているのを見ているのが楽しくなるこの頃です。
雑草は生長をしすぎやっかいでもあるが
そんな植物を観察していると、人間は80年で朽ちて消えていくが
植物は生命を保つために根をはり、常に成長をし続けている・・・
すごいものだと感心するばかりです。
今月のスケッチは、我が家の鉢の植物から新芽が出たのでスケッチ
また2月の近江八幡の風景をスケッチ
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アートエッセイ(2012年2月)
「京都 鴨川の公園」
「鴨川」
「木屋町と通り」
1月末の寒さで、僕は風邪をいただきました。
・・・電車でいただいたのしょうか?
何年ぶりかで“のど”が痛くなりました。
しかし、お蔭様で熱も出ず、医者にもかからず、回復傾向です。
雪の降る地方では、大雪で大変なようですが、
気温2~3度で寒いと言っているようではだめですね。
寒い地方の人たちに失礼です。
外に出て体を動かし、寒さに負けない体力をつけることが必要だと反省です!!
まだまだ2月は寒い日が続くのかと思うと、春が待ち遠しい気分!
今月のスケッチは、1月の下旬に鴨川の周辺を
ぶらりぶらりと時間を過ごした時のスケッチ3点です。
山には少し雪があって寒いようでしたが、
市内はとても天気のよい暖かい日でした。
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アートエッセイ(2012年1月)
新年 明けましておめでとうございます。
今年こそは夢が持てる年になって欲しいと思いながら
新年を迎えました。
昨年は日本全体がダークなイメージになったような気分でいました。
震災を受けた方々が、心に傷を持ちつつも
前向きに頑張っておられる様子には心をうたれます。
今年はダークなイメージから前向きな
輝かしいイメージを持って前に進みたいものです。
今年の干支は辰(龍)です。この龍が日本の天に舞い上がり
輝かしい日本にしてほしいものです。
日本人一人一人が明るい夢を持って頑張り、
豊かな日本をもう一度取り戻したいものです。
我々はひょっとして、
人が何かをやってくれることを期待しているのかも!
・・・それはやめよう、と言いたいです。
次の世代のために、心豊かで感謝の気持ちを持てるような
幸せな日本になってほしい。
今年の年賀はそんな願いを込めた絵にしてみました。
輝かしい年になりますように・・・
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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アートエッセイ(2011年12月)
「高槻・摂津峡」
「高槻・摂津峡」
「高槻・摂津峡」
いつも思うことですが、もう12月になってしまいました。
また、一年が経ちました!
歳をとると、一日が過ぎるのが早く、一年が過ぎてゆくのも早く感じます。
どの人も時間の長さは平等に同じなのにナ・・・
・・・と感じる事が多くなったこの頃です。
還暦を迎えられた皆さんは、どうなんでしょうか?
先月の後半に、高槻の摂津峡へ紅葉の渓谷をスケッチに出かけました。
しかし、まだ紅葉が始まりかけの状態。
今年の紅葉は、12月なのに今が見頃というのがちょっと不思議!
庭のもみじも遅れ気味で、少し色づき始めたくらいです。
季節感はズレても、時間の流れはマイペース!で進んでいきます。
この一ヶ月は、なんやかんやと落ち着かない月になりそう。
今年を振り返れば、東北の大震災が大きな出来事でしょう。
被害に遭われた方々にとっては、大変な九ヶ月であったと思います。
完全復興までには長い時間を要しますが、頑張っていただきたいと思うばかりです。
・・・私の力だけでは、何も出来ません。
ただ皆さんの日々の健康と一日も早い復興をお祈りするばかりです。
来年は、幸せの国であり、夢のある国でありますように!
また、老人を感謝できる国になりますように!
・・・我々が今こうしていられるのも、先輩方あってこそですからね!
今月のスケッチは、3枚共に高槻・摂津峡の風景です。
この日は、雨上がりで穏やかでした。
山の中は、じめじめとしていて、じっとしていると足が冷えてきました。
雨上がりとあって水量が若干多く、水の流れる音が強く響く。
紅葉はまだまだでしたので、スケッチには少し紅葉の色を加えてみました。
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