アートエッセイ(2011年8月)
「友達への祈り」
「土手の下り道」
京都も祇園祭が終わり、暑さを一段と感じる本格的な夏が到来!
朝も早くから、蝉の鳴き声も騒がしくなってきました。
我が家の庭に「蝉の抜け殻」がありました。
今日も蝉が誕生したのか!
長い年月をかけて地中の世界から外で蝉になる事を思うと、
その抜け殻を手にとり家の中へ。
町内は子ども達が夏休み。
普段、日中は元気な声を聞くことはないのですが、
この月だけは賑やか!
私は、「暑い、暑い」と一日何回言うのだろうか?
外で人と会っても「暑いですねぇ~」を
挨拶がわりに使っている様な気がします。
暑い時に「暑い」と言うと、余計に暑くなりそう!
涼しくなる様な言葉を考えたいものです。
今月の一枚目は、「友達への祈り」(油彩、162×130cm)
今年の二元展へ出品した一枚です。
今年の3月11日の東日本大震災で小学生時代の友達が犠牲となり、
友達への祈りで気持ちを伝える子と母親です。
二枚目は、「土手の下り道」(水彩)
京都・松尾の桂川の堤より。
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