アートエッセイ（2011年6月）

「先の見えない不安と恐怖」

「不安なニッポン」

華やかな自然の風景も終わり、
野山の色彩が新緑一色に変わった風景となり、梅雨に入ってしまいました。
人間にとっては、いやな季節です。
しかし、植物やほかの生き物には恵みのときかも。

日本の人々は、梅雨ですっきりしない気分のほかに、
原発の事故問題や政治家の考え行動など、もやもや気分では？
こんな不明様な事故や政治のあり方でいいのだろうか？
・・・と、日本の行く末が不安になってきました。

テレビで「頑張れ日本」と応援のコマーシャルを見ますが、
東北地震への応援の言葉でしょうが、私には日本の政治頑張ってくれ！
・・・と叫んでいるように聞こえます。

被災地の皆さんは、テレビ、新聞で見ると
個々の自治体、個人で復興に向けて、政治の遅い対応に頼らず
前向きにどんどん進んで行っている力強さを感じます。
やはり日本は民間が強い国なんだナー、と改めて感じます。

今月のスケッチは、自分の気分を描いてみました。
１）福島原発事故で避難している人たちの心境・・・「先の見えない不安と恐怖」
２）原発事故日本と世界に知らしめた・・・「不安なニッポン」

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